日本航空(JAL/JL、9201)は7月3日、ボーイング767-300BCF貨物機による国際貨物定期便の2026年度上期計画を変更すると発表した。成田-天津線を増便し、成田-ソウル(仁川)線を7月末まで運航する。いずれの計画も上期にあたる夏ダイヤ(3月29日から10月24日)のうち9月15日までで、16日以降は決定後に発表する。

成田-天津貨物便を増便するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
週4往復の成田-天津線(JL6777/6778便)は同5往復に増便する。同路線は6月15日から機体の定期整備に伴う機材繰りにより週4往復に減便しており、増便後は減便前の週5往復に戻る。
週1往復の成田-ソウル線(JL6717/6716便)は7月末まで運航し、8月1日以降は調整中。成田-大連線(JL6779/6780便)も調整が続く。
JALは自社で保有する767-300ERのうち、3機を767-300BCFに改修し、2024年2月19日に就航。「BCF」はボーイング・コンバーテッド・フレーターの略で、最大搭載重量は客室だった「メインデッキ」の上部貨物室が32トン、改修前からある床下の下部貨物室が16トンの計48トンで、上部にはパレットを24台、下部にはパレット3台に加え、コンテナを9台搭載できる。
夏ダイヤ計画
・JAL、成田-香港767貨物便運休 天津・台北減便=夏ダイヤ計画(26年6月15日)
・JALとカリッタ、成田-シカゴ貨物便増便 週6往復に=夏ダイヤ(26年3月24日)
・JAL、成田-台北767貨物便増便 天津は減便=夏ダイヤ(26年3月6日)
大型貨物機も検討
・JAL鳥取社長、大型貨物機の導入検討 新経営計画「長距離供給増やす」(26年3月2日)
3機そろったJALの767-300BCF
・JALの767-300BCF、本邦初ウイングレット付き3号機就航 全3機揃う(25年1月17日)
13年ぶり貨物機就航
・JAL、成田-天津767貨物便増便 土曜は2往復に(26年2月6日)
・JAL、767貨物機で成田-バンコク 特定日のみ運航=冬ダイヤ(25年10月23日)
・JAL、成田-天津貨物増便 9/10から週4往復に(25年9月3日)
・JAL、成田-台北貨物増便 8/1から週3往復に(25年7月8日)
・JAL、767貨物機で成田-ソウル線 25年度上期見直し(25年5月8日)
・JAL、767貨物機で成田-ハノイ 再開後初の東南アジア路線、3/30就航(25年3月3日)
・JAL、貨物機13年ぶり復活 767-300BCFで投資抑制、DHLと長期契約(24年2月19日)
成田到着・公開
・JAL、13年ぶり貨物機公開 767転用、DHLと東アジア協業(24年2月8日)
・JAL 767貨物機、成田に到着 2/19就航、14年ぶり専用機(24年1月17日)
JAL貨物機解禁の背景
・JALはなぜ”禁じ手”貨物機を解禁するのか 特集・ヤマトと組むコロナ後の貨物戦略(23年5月4日)
ヤマトとA321P2F
・ヤマトとJAL、羽田にA321クロネコ貨物機就航 スプリング・ジャパンが運航(24年8月1日)
・ヤマトとJAL、クロネコ貨物機A321P2F就航 長距離トラック補完(24年4月11日)
・ヤマトHD、“クロネコ貨物機”増機検討 A321P2F、需要見極め新就航地も(24年4月11日)
