日本航空(JAL/JL、9201)は9月3日、成田-天津線の貨物専用便(JL6777/6778便)を週4往復に増便すると発表した。同路線はボーイング767-300BCF貨物機による国際貨物定期便で、今年度上期計画を見直した。

767貨物機による成田-天津線を増便するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
計画見直しは10日からで、便数などは夏ダイヤ最終日10月25日まで。見直し前の週3往復から増便する。同路線は5月8日の成田-ソウル(仁川)線新設前までは週4往復運航しており、今回の見直しにより同便数に戻る。
成田-天津線を合わせ、JALは767貨物機を9月10日から10月25日までの期間中、計9路線を週30便運航する。9路線のうち、複数都市を巡る片道路線が2路線、成田と1都市を結ぶ往復路線が7路線となる。
JALは自社で保有する767-300ERのうち、3機を767-300BCFに改修し、2024年2月19日に就航。「BCF」はボーイング・コンバーテッド・フレーターの略で、最大搭載重量は客室だった「メインデッキ」の上部貨物室が32トン、改修前からある床下の下部貨物室が16トンの計48トンで、上部にはパレットを24台、下部にはパレット3台に加え、コンテナを9台搭載できる。
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