ボーイング, 機体 — 2026年7月9日 23:45 JST

737 MAX、新生産ライン稼働 初のエバレット製造、月産47機へ

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 ボーイングは現地時間7月8日(日本時間9日)、ワシントン州エバレットの737 MAX新生産ライン「North Line(ノースライン)」が稼働状態に入ったことをX(旧Twitter)で明らかにした。ノースラインは4番目の737生産ラインで、エバレットでは初の737生産ラインとなる。

新生産ラインが稼働した737 MAX=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングは6月時点で、ノースラインを7月6日に稼働させる予定を示しており、今回の投稿ではノースラインが稼働していることを示した。ボーイングは737 MAXの生産レートを月産42機から47機へ引き上げる計画を進めており、ノースラインの稼働により増産に対応する。

 ノースラインは、シアトル近郊のエバレット工場内に設けた。737 MAXの全モデルに対応するが、当面は737-8(737 MAX 8)、737-9(737 MAX 9)、型式証明の取得を待つ737-10(737 MAX 10)の製造に注力する。これまで737 MAXの製造はレントン工場が中心だったが、新ラインが補完していく。

 生産工程はレントン工場の737製造プロセスを基本的に踏襲するが、新設備「737ウイング・トランスポート・ツール(737 Wing Transport Tool)」を導入し、一部が完成した主翼をエバレット工場の最終組立工程へ搬送する。

 同社は7月10日に、737発祥の地であるレントンから、エバレットのノースラインへバトンをつなぐリレーイベントを開催。両拠点が737の将来を担う強いつながりを象徴するものにするという。

 国内の航空会社で737 MAXを発注したのは、スカイマーク(SKY/BC、9204)、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)、日本航空(JAL/JL、9201)の3社。スカイマークは現行機材737-800(1クラス177席)の後継機として737-8を13機、座席数が19%増の1クラス210席となる737-10を7機の計20機を導入予定で、日本国内では最初に737-8を受領し、5月28日に就航させた。

 ANAは737-8を30機確定発注し、9月以降に導入予定。JALは737-8を38機発注済みで、2027年度から受領開始を予定している。

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