エアライン — 2022年3月8日 16:50 JST

フィンエアー、関空4月末まで運休 上海・ソウル間もなく再開

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 フィンエアー(FIN/AY)は現地時間3月7日、一時運休している東アジア路線について、ヘルシンキ発着の上海とソウルの2路線を週内に順次再開すると発表した。東アジア路線では成田に続く再開で、いずれもロシア領空を迂回(うかい)するルートを設定する。一方、ヘルシンキ-関西と香港の2路線は4月末まで運休する。

関空線を4月末まで運休するフィンエアー(資料写真)=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 上海線は3月10日に再開し、木曜のみの週1往復運航する。ソウル線は12日からで、水曜と土曜、日曜の週3往復となる。飛行時間は12-14時間かかる見通し。

 通常の飛行ルートは、ヘルシンキ離陸後に東へ進み、サンクトペテルブルク付近からロシア領空に入っている。迂回ルートではほかの欧州系航空会社同様、黒海上空を通過し、カザフスタン領空などを通過する「南回り」で運航する。同社によると、ソウル発ヘルシンキ行きのみアラスカ上空などを飛行する「北回り」も選択できるとしている。

 フィンエアーは当初、2月27日から3月6日まで日本路線の欠航を計画していた。ロシアの航空当局がフィンランドを含むEU籍機のロシア領空飛行を禁じていることによるもので、東アジア路線は中国と韓国路線も運休している。日本路線のうち成田線は9日から再開し、週4往復を南回りで運航する。飛行時間は13時間に延び、通常よりも3時間以上長くなる。バンコクとプーケット、シンガポール、デリーのアジア路線は欠航せず、運航を継続している。

関連リンク
フィンエアー

ロシア迂回ルート解説
JALとANAどう飛ぶロシア迂回ルート アンカレッジ寄らない北回り、イスタンブール通過の南回り(22年3月5日)

成田は3/9から
フィンエアー、成田3/9再開へ ロシア迂回で週4往復、飛行時間13時間に(22年3月3日)

JALは北回りでロンドン
JAL、ロンドン線は北回り直行便で継続 BA欧州便に乗継(22年3月4日)

JALのロシア線
JAL、モスクワ線の販売当面停止 日系唯一のロシア便(22年3月3日)

ANAの欧州路線
ANA、羽田-ロンドン・パリ15日まで欠航 欧州発関空・中部行き臨時便は運航(22年3月7日)
ANA、欧州24便欠航 10日まで、成田-ブリュッセルは全便運航南回り(22年3月4日)
ANA欧州便、3/4はブリュッセルのみ運航 南回りで3.5時間延びる(22年3月3日)
ANA平子社長「南回りが一番有力」モスクワ就航は需要注視(22年3月2日)
ANA、3/3の欧州全便欠航 フランクフルト2便と貨物6便(22年3月2日)
ANA、欧米発関空・中部行き臨時便 3月に8路線10便(22年2月14日)

フィンエアー
フィンエアー、羽田7月就航へ 札幌・中部・福岡も順次再開(22年2月18日)
フィンエアー、22年夏ダイヤで羽田就航へ 出そろう日本6路線、最大週40往復(21年11月10日)
フィンエアー、札幌22年夏再開へ 初の夏期運航、日本6路線出そろう(21年10月18日)
フィンエアー、成田・関空1日1往復に増便 冬ダイヤ計画、中部22年2月再開へ(21年9月16日)
フィンエアー、札幌就航前の通年運航「欧州からの興味高い」(19年12月17日)
フィンエアー、札幌-ヘルシンキ就航 17年ぶり欧州路線(19年12月16日)

ロシア関連
アエロフロート・ロシア航空、国際線全便運休 3/8から(22年3月6日)
世界最大の航空機An-225、現地で大破報道(22年3月4日)
エールフランス、日本路線でロシア迂回ルート KLMは一時運休(22年3月2日)
EU、ロシア機の乗り入れ禁止 日欧各社も影響(22年2月28日)
世界最大の飛行機An-225破壊 ウクライナ政府「ムリーヤは決して滅びない」(22年2月28日)