エアライン, 官公庁 — 2020年3月4日 00:50 JST

北京と上海、日本発渡航者を14日間隔離 出張困難に

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 中国・北京市と上海市は現地時間3月3日、中国から拡散した新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が現時点で拡大している日本を含む国・地域からの渡航者に対し、14日間の自宅または指定施設での隔離を始めると発表した。短期間の出張は事実上出来なくなったといえる。

北京と共に日本発渡航者の隔離を決めた上海=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 北京市政府は3日の記者会見で、日本とイタリア、イラン、韓国を、新型コロナによる疫病発生の深刻な国として明示。これらの国から北京市を訪れる場合、中国人と外国人の区別なく、自宅や指定されたホテルに14日間隔離することを明らかにした。

 上海市政府も3日、日本など感染が深刻化している国からの渡航者に対し、北京市と同じく自宅や指定施設で14日間隔離する方針を示した。

 3日は、インド政府も日本人のビザを無効にすると発表しており、日本人が海外へ渡航することがこれまで以上に難しくなってきている。航空各社では、外務省や大使館などのウェブサイトを確認するよう、呼びかけている。

関連リンク
在中国日本国大使館
在上海日本国総領事館
駐日中国大使館
外務省 海外安全ホームページ
日本航空
全日本空輸

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