エアライン, 空港 — 2020年2月26日 18:52 JST

シンガポール航空、日本6路線230便欠航 羽田は138便に拡大

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 シンガポール航空(SIA/SQ)と子会社のシルクエアー(SLK/MI)は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により5月末まで計画している欠航便について、路線を拡大すると現地時間2月24日に発表した。日本路線も含まれており、従来の成田・羽田路線のほか、今回は関西と中部(セントレア)、福岡、広島も対象となり、6路線で115往復230便が欠航となる。

—記事の概要—
関空・中部・福岡・広島
羽田・成田
全世界に拡大

関空・中部・福岡・広島

日本6路線で230便が欠航となるシンガポール航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 1日3往復するシンガポール-関空線は、期間中の23往復46便が欠航となる。このうち最も多い11往復を欠航するのはシンガポール発2便目のSQ620便と折り返しのSQ621で、3月4日と5月3日、12日から14日、16日、18日、20日、22日、26日、29日で欠航する。

 シンガポール発1便目のSQ618便と折り返しのSQ619便、3便目のSQ622便と折り返しのSQ623便は、期間中6往復ずつ欠航する。SQ618/619便は3月11日と5月12日、13日、18日、25日、27日、SQ622/623便は5月4日と17日、19日、20日、25日、29日が欠航となる。

 1日1往復のシンガポール-中部線は、期間中6往復12便が対象となる。欠航となるシンガポール発のSQ672便と折り返しのSQ671便は、3月23日と4月24日、27日、5月12日、19日、26日の欠航が決まった。

 福岡線も1日1往復で、期間中の6往復12便が対象となる。欠航となるシンガポール発のSQ656便と折り返しのSQ655便は、3月14日と17日、4月23日、28日、5月20日、27日を欠航する。

 シルクエアーが週3往復運航するシンガポール-広島線は、2往復4便の欠航が決まった。欠航となるシンガポール発MI868便と折り返しのMI867便は、4月26日と5月18日に欠航する。

羽田・成田

 1日4往復運航するシンガポール-羽田線の欠航便は、これまで対象としていた深夜に羽田を発着する1往復のほか、3往復にも拡大。従来のものと合わせ計69往復138便が欠航となる。

 シンガポール発4便目となるSQ636便と折り返しのSQ631便は、23往復46便が対象となる。SQ636便は3月3日と5日、8日、16日、22日、23日、4月2日、5日、6日、14日、19日、21日、26日、29日、5月2日、10日、13日、15日、18日、20日、22日、26日、28日の各日で欠航が決まった。羽田発のSQ631便は翌日が欠航となる。

 1便目のSQ632便と折り返しのSQ633便は、11往復22便が欠航。3月10日と4月17日、22日、5月3日、8日、12日、14日、19日、21日、27日、28日の欠航が決まった。4便目のSQ634便と折り返しのSQ635便は3往復6便で、4月16日と27日、5月8日に欠航する。

 深夜に羽田へ到着するSQ630便はシンガポール発3便目で、従来の欠航予定からの増減はない。折り返しの羽田発SQ639便も対象で、32往復64便が欠航となる。シンガポール発は4月6日と14日、20日、22日、23日、26日、5月3日から7日まで、10日から30日までの各期間で間引く。羽田発はそれぞれ翌日となる。

 1日2往復のシンガポール-成田線も変更はなく、シンガポール発2便目となる深夜便のSQ638便と、折り返しの成田発SQ637便を減便する。9往復18便が対象で、シンガポール発は3月10日と4月23日、27日、5月3日と7日、12日、16日、24日、27日を減便する。成田発はそれぞれ翌日となる。

全世界に拡大

 欠航の対象となる路線は、日本路線のほか米国や欧州など全世界に広がっている。米国はサンフランシスコ直行便と香港経由のサンフランシスコ線が追加となり5路線、欧州はミラノ経由のバルセロナ線とイスタンブール線の2路線が加わり7路線、東南アジアはデンパサール(バリ島)やジョグジャカルタ、ハノイ、ホーチミンなど8路線が加わり21路線、オセアニアはアデレード線が追加となり8路線、南アジアとアフリカはチェンナイ線やベンガルール線など4路線が加わり12路線となった。

 日本以外の東アジアは釜山とソウル、台北との3路線で変更はない。

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