エアライン — 2020年2月1日 07:01 JST

湖北省滞在歴ある外国人の入国禁止 ANAとJALは中国便運休検討

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 法務省は1月31日、中国・湖北省に日本到着前14日以内に滞在した外国人と、湖北省発行の中国旅券(パスポート)所持者の入国を、2月1日から当面禁止すると公表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う措置で、国土交通省は航空各社に対応を指示した。

羽田を出発する武漢チャーター第2便(中央)=20年1月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 入国禁止は2月1日午前0時から実施。このうち、外国を日本時間同日午前0時より前に出発し、同日午前0時以降に日本へ到着する航空機や船舶に搭乗・乗船していた人は対象外となる。

 航空各社では、中国路線の予約が大幅に落ち込んでいる。全日本空輸(ANA/NH)の平子裕志社長は1月31日、「中国発の予約が半減、日本発も4割減となっており、中国線の運休は考えざるを得ない」と述べた。「中国線の収入比率は国際線の14%、国内線を入れると7%くらいと、それほど大きな収入のインパクトはないが、非常に大事なマーケットなので実態を判断して丁寧に対応を進めたい」と語った。

 日本航空(JAL/JL、9201)も、中国路線の2月の予約が25%減少。財務・経理本部長の菊山英樹専務は1月31日、「状況は日々変わってきている。今後は運休や減便なども検討する必要がある」と、中国路線の運航計画を見直す可能性を示唆した。

関連リンク
法務省
全日本空輸
日本航空

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