エアライン, 企業 — 2019年2月5日 07:35 JST

JALと野村総研、新会社設立 データ分析やAI駆使しサービス提案

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 日本航空(JAL/JL、9201)と野村総合研究所(NRI、4307)は2月4日、共同出資会社「JALデジタルエクスペリエンス」を設立したと発表した。データ・アナリティクスやAI(人工知能)などを駆使し、利用者のライフスタイルを豊かにするサービスを提案していく。第1弾として今秋に会員組織を立ち上げ、他企業とも連携したサービス提供を目指す。

野村総研と新会社を設立したJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 新会社の出資比率はJALが51%、NRIグループが49%。資本金は当初1億4000万円で、今後4億7500万円まで増資を予定している。代表者にはJALの三須基樹氏とNRIの中村博之氏が就いた。

 両社はこれまで、国内線特典航空券の目的地をシステムが決める「どこかにマイル」など、新サービス開発で連携してきた。どこかにマイルは、通常よりも少ないマイルで、思いがけない地域への旅行を楽しんでもらうもので、2018年度のグッドデザイン賞を受賞している。

 新会社のJALデジタルエクスペリエンスは、こうした取り組みを発展させ、JALの顧客基盤やサービスと、NRIグループが持つデータ・アナリティクスやAIなどのデジタル・テクノロジーを組み合わせ、利用者ひとり一人のニーズに応じたサービスを、JAL便利用時以外のシーンでも提供を目指す。

 また、JALが1月に設立したスタートアップ企業に投資するCVC(コーポレート・ベンチャーキャピタルファンド)である「Japan Airlines Innovation Fund」とも連携。JALグループの新サービス開発を進める。

関連リンク
日本航空
野村総合研究所
どこかにマイル(日本航空)

どこかにマイル担当者インタビュー
「行き先は本当にランダムです」特集・JALとNRI「どこかにマイル」担当者に聞いてみた(16年12月12日)

どこかにマイル
JAL、どこかにマイル6万人利用 行き先お任せ特典航空券(18年1月6日)
JAL、目的地おまかせの特典航空券 往復6000マイルで羽田から(16年11月29日)

JAL新事業
JALと丸紅、ビジネスジェット運航支援会社 今春から(19年1月26日)
JAL、80億円のCVC設立 ベンチャー支援強化(19年1月25日)
JALとKDDI、5G活用した空港サービス実証実験 スマホ出さずにチェックイン(18年11月6日)
JAL、イノベーションラボ公開 社内外と交流、新ビジネスに(18年5月30日)
売上高2兆円へのカギ握る「対応力」 特集・JAL中期計画2018(18年3月6日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post