エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2023年12月12日 13:16 JST

ヤマトのA321貨物機、羽田に初飛来 来夏就航

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 ヤマトホールディングス(9064)が保有するエアバスA321ceo P2F貨物機(登録記号JA81YA)が12月12日昼過ぎ、羽田空港へ到着した。訓練飛行の一環で、2024年夏ごろに開設予定のルートとは異なり成田-羽田間を往復する。日本航空(JAL/JL、9201)グループのLCC、スプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)のパイロットが乗務する。同機が羽田に姿を現したのは初めて。

*羽田を離れ成田へ。記事はこちら

訓練飛行で羽田に到着したヤマトのA321ceo P2F貨物機(中央)=23年12月12日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 羽田への訓練飛行初便となった12日は、成田発IJ9625便として午前11時46分に出発し、午後0時2分に離陸。羽田には午後0時27分に着陸し、同35分に到着した。羽田発IJ9626便は同日夕方に出発し、成田へ戻る見通し。

 A321P2Fは、中古のA321ceo(従来型A321)旅客機を貨物専用機に改修したもので、10トン車約5-6台分に相当する1機当たり28トンの貨物を搭載できる。ヤマトHDは3機のA321P2Fを導入予定で、残り2機も初号機と同じシンガポールで改修作業が進められている。

 就航は2024年4月11日を予定。トラックドライバーの時間外労働の上限規制など、輸送力減少が懸念される中、首都圏から北海道や九州、沖縄への長距離トラックによる宅急便輸送の一部を補完し、全3機で1日21便を計画している。

 4月11日の就航当初は、成田-札幌線を1日2往復4便(IJ403/406、IJ405/408)、成田-北九州線を1日3便(成田発IJ425、北九州発IJ422と426)、成田発那覇行きを1日1便(IJ451)、那覇発北九州行きを1日1便(IJ456)運航。夏ごろをめどに、羽田空港を深夜早朝に発着する札幌線と北九州線の運航を始める。

 スプリング・ジャパンのパイロットはボーイング737-800型機を操縦しているが、一部の人はA320のライセンスも保持しており、4月の運航開始までに機種移行を済ませる。3機のA321P2Fを運航するには、60-70人程度のパイロットが必要になるとみられる(関連記事)。

 パイロットが実際の飛行ルートを飛ぶ「プルービングフライト」は、当初は機体をお披露目した11月20日から始める予定だったが、機体に整備作業が発生したことから延期。22日が初のプルービングフライトとなり、成田-関西間を1往復した。

訓練飛行で羽田に到着するヤマトのA321ceo P2F貨物機(左奥)=23年12月12日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

訓練飛行で羽田に到着するヤマトのA321ceo P2F貨物機=23年12月12日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

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