日本航空(JAL/JL、9201)グループで札幌の丘珠空港を拠点とする北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は5月18日、全3機あるATR42-600型機(1クラス48席)のうち3号機(登録記号JA13HC)の左主脚に不具合が生じたと発表した。整備作業に時間がかかるため、19日から21日までの3日間で16便が欠航し、557人に影響が出る見通し。期間中は同じくJALグループのジェイエア(JAR/XM)が代替運航として札幌(新千歳)-函館間の臨時便を運航する。
HACによると、3号機の左主脚の車輪取付部の一部に傷が確認され、部品交換を行っているという。この影響で19日は札幌(丘珠)-函館線2往復4便を欠航し、ジェイエアが新千歳-函館間の臨時便を1往復2便運航する。
20日は丘珠-函館線3往復6便と、丘珠-三沢線1往復2便の計4往復8便が欠航。ジェイエアが新千歳-函館間の臨時便を2往復4便運航する。
21日は丘珠-函館線1往復2便と、丘珠-女満別線1往復2便の計2往復4便が欠航。ジェイエアが新千歳-函館間の臨時便を1往復2便運航する。
HACは欠航対象便の予約客には代替運航のほか、自社便や他社便、地上交通機関への振替輸送を案内する。
ジェイエアの臨時便は、エンブラエル170(E170)型機(1クラス76席)で運航。午前便は、新千歳発函館行きJL4931便が午前10時5分発、折り返しの函館発新千歳行きJL4930便が午前11時20分発となる。午後便は、新千歳発函館行きJL4933便が午後5時発、折り返しの函館発新千歳行きJL4932便が午後6時20分発となる。19日は午後のJL4933/4932便を、20日は午前のJL4931/4930便と午後のJL4933/4932便を、21日は午前のJL4931/4930便をそれぞれ運航する。
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