エアライン, 機体, 空港 — 2020年1月21日 18:44 JST

HAC、ATR就航延期 4月12日から

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 北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は1月21日、ATR製ATR42-600型機の就航日を4月12日に延期したと発表した。当初は夏ダイヤ初日の3月29日から投入予定だったが、機材の受領が遅れたため就航日を後ろ倒しした。

就航が4月に延期されたHACのATR42-600初号機=19年12月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 HACは札幌の丘珠空港を拠点とする日本航空(JAL/JL、9201)のグループ会社。ATR42は3機あるサーブ340B型機(1クラス36席)の後継機で、確定発注2機、オプション1機の導入契約をATRと結んでいる。初号機(登録記号JA11HC)は2019年12月22日に仏トゥールーズからタイや台湾などを経由して鹿児島空港へ到着した。

 HACは機体の整備をJALグループで鹿児島空港を拠点とする日本エアコミューター(JAC/JC)に委託しており、サーブに続いてATR42もJACが整備する。JACもATR42を導入しており、座席数は1クラス48席となる。

 4月からの運航スケジュールは、札幌(丘珠)-函館線に1日2往復、釧路線に1日1往復投入する。初便は札幌発釧路行きJL2863便で、丘珠空港を午前10時45分に出発し、午前11時30分に到着する。函館行きは札幌発函館行きJL2749便が最初の投入便となる見通し。

 また、3月29日から4月11日までは、ATR42で運航予定だった便をサーブ340Bで運航する。

 初号機には、北海道の大自然をイメージした特別塗装を施した。機体の左右で異なるデザインを採用し、左側は6カ所の就航地を雪の結晶で表現。右側にはシャケやコンブ、ウニなど道の特産品を描いた。2号機(JA12HC)は通常デザインとなり、9月に受領して10月の就航を予定している。

運航スケジュール
札幌(丘珠)-釧路線
JL2863 札幌(10:45)→釧路(11:30)
JL2862 釧路(12:20)→札幌(13:10)

札幌(丘珠)-函館線
JL2749 札幌(13:45)→函館(14:25)
JL2748 函館(15:15)→札幌(15:55)
JL2753 札幌(16:25)→函館(17:05)
JL2752 函館(17:40)→札幌(18:20)

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