8月4日午前6時ごろ、全日本空輸(ANA/NH)の上海(浦東)発羽田行きNH968便(ボーイング767-300ER型機、登録記号JA626A)が着陸へ向け滑走路へ進入中、TCAS(航空機衝突防止装置)が作動した。当時、国土交通省航空局(JCAB)の飛行検査機(サイテーションCJ4、JA010G)が近くを飛行しており、パイロットがシステムの指示により回避操作をした。ANA便の乗客乗員にけが人はなかった。

羽田を離陸したJCABのCJ4の航跡(上)と進入するANAのNH968便の位置(Flightradar24から、実際の位置とは誤差がある場合があります)

国交省の飛行検査機セスナ サイテーションCJ4(写真は同型機)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
航空機の位置情報を提供するウェブサイト「フライトレーダー24(Flightradar24)」によると、ANA機は羽田空港のC滑走路(RWY34R)への着陸へ向け、東京湾上空を飛行していた。一方、JCABの検査機はD滑走路(RWY05)から離陸し、神奈川県の三浦半島方面へ進路を変更していた。
ANA機はTCAS作動後に回避操作し、東京湾上空を旋回。着陸をやり直した。同便はC滑走路に着陸し、定刻から25分遅れの午前6時10分に羽田へ到着した。ANAによると、乗客187人(幼児ゼロ)、乗員10人(パイロット2人、客室乗務員8人)の計197人が搭乗しており、けが人はなかったという。

羽田を離陸したJCABのCJ4の航跡(Flightradar24から、実際の位置とは誤差がある場合があります)

羽田到着時のANAのNH968便の航跡(Flightradar24から、実際の位置とは誤差がある場合があります)
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