エアライン, 機体 — 2019年9月27日 22:29 JST

JAC、サーブ340B退役チャーター 11月30日発

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 ジャルパックと日本エアコミューター(JAC/JC)は、サーブ340B型機が退役することを記念し、11月30日出発限定の退役チャーターツアーを実施する。

JACのサーブ340B=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ツアーの出発地は東京と大阪、現地合流となる鹿児島で、旅程は2日間。募集人員は30人で、1人から申し込める。販売期間は9月27日から10月7日午前10時までで、抽選販売になる。代金は2人1室の場合、東京発が9万4000円、大阪発が9万1000円、現地合流が7万4000円で、かごしま空港ホテルが宿泊先となる。

 1日目は鹿児島空港内の格納庫など、JAC施設を見学。ホテルでは航空ファンである東海ラジオの酒井弘明アナウンサーの司会によるパーティーが開かれ、JACのパイロットや客室乗務員によるトークショーが行われる。

 2日目はチャーターフライトで、鹿児島から徳之島へ向かう。定期便とは異なる航路で、奄美大島や喜界島などを空から眺められる。

 日本航空(JAL/JL、9201)グループで鹿児島空港を拠点するJACは、1992年に340Bを導入。座席数は1クラス36席で、退役後は9機の仏ATR製ターボプロップ機に統一する。ATRの座席数はATR42-600が1クラス48席、ATR72-600が同70席となっている。

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JAC SAAB340B退役チャーター
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