エアライン, 機体, 空港 — 2019年1月23日 22:18 JST

JAC、福岡-出雲線などATR42就航へ サーブ退役で

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 日本航空(JAL/JL、9201)は1月23日、グループで鹿児島空港を拠点とする日本エアコミューター(JAC/JC)の福岡-出雲線など3路線の機材について、7月1日からサーブ340B型機をATR42-600型機に変更すると発表した。サーブ340Bが順次退役しているため。

福岡-出雲線など3路線に就航するJACのATR42=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 機材を変更するのは、福岡-出雲線(1日2往復)と出雲-隠岐線(同1往復)、福岡-鹿児島線(同1往復)の3路線。座席数は現在のサーブ340Bが1クラス36席で、ATR42は同48席となる。

 JACは機材統一を進めており、2018年11月末でボンバルディアQ400(DHC-8-Q400)型機(1クラス74席)が退役。現在はサーブ340BとATR42、ATR72-600(同70席)の3機種で、2019年度内に9機のATR機に統一する。

運航スケジュール
福岡-出雲線
JC3551 福岡08:00 出雲09:05
JC3550 出雲11:25 福岡12:40
JC3555 福岡15:05 出雲16:10
JC3554 出雲16:35 福岡17:50

出雲-隠岐線
JC3433 出雲09:30 隠岐10:00
JC3434 隠岐10:25 出雲11:00

福岡-鹿児島線
JC3653 福岡13:20 鹿児島14:15
JC3652 鹿児島13:40 福岡14:35

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