未分類 — 2016年10月11日 17:20 JST

ボーイング、757後継機に慎重「より大型求められている」

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ボーイングは10月11日、同社が手掛ける民間機の現状について、都内で報道関係者に説明した。開発が進む小型機「737 MAX」は11月上旬までに飛行試験を終え、ローンチカスタマーの米サウスウエスト航空(SWA/WN)へは、量産初号機を2017年中ごろに引き渡す見通しだ。

 また、787で最大サイズとなる787-10や、777の後継となる777Xについても、開発が順調に進んでいることをアピールした。

 一方、737 MAXを大型化する「737 MAX 10」や、北米の航空会社を中心に需要がある中型機757の後継機については、検討を進めていると述べるに留めた。

ボーイングの民間機戦略を説明するティンゼス氏=16年10月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

—記事の概要—
737 MAXは開発順調
737 MAX 10と757後継「市場異なる」
787-10も計画通り
767は継続
777Xは787との共通性改善

737 MAXは開発順調

ファンボロー航空ショーで展示飛行する737 MAX=16年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 737 MAXは737の発展型で、新型エンジンを採用した4機種で構成。標準型は1月29日に初飛行した737 MAX 8(1クラス最大189席)で、日本の航空会社も多数導入している737-800の後継となる。737 MAX 8をLCC向けに座席数を増やした737 MAX 200(同200席)、もっとも胴体が短い機体で737-700の後継となる737 MAX 7(同172席)、胴体がもっとも長い737-900ERの後継機737 MAX 9(同220席)がある。

 来日したボーイング民間航空機部門マーケティング担当バイス・プレジデントのランディ・ティンゼス氏は、試験機4機で実施している飛行試験の進捗について、「10月末から11月上旬には終わる見通しで、2017年に入り型式証明を取得する。2017年中ごろには、サウスウエスト航空へ初号機を引き渡す」と現状を説明。「737 MAXの開発は、スケジュールよりもかなり前倒ししている」と、開発が順調に進んでいることを強調した。

 また、737 MAX 9は2017年に初飛行して2018年に引き渡し開始、737 MAX 7と737 MAX 200は2019年の引き渡しを予定している。

 一方、海外の航空会社からは、737 MAX 9よりも胴体が長い737 MAX 10を期待する声が挙がっており、ボーイングも年内には開発するか否かを決定する見通しだ。競合のエアバスは、すでにA320ファミリーの中で最大となる、A321neoの最大離陸重量を引き上げた「A321LR」を売り込んでいる。

 737 MAX 10についてティンゼス氏は、「最近737 MAX 7を少し大きくした。基本的に顧客が主導していくものだ」と737 MAX 7の設計変更を引き合いに、顧客の要望に応じて開発を検討すると述べるにとどめた。

 ボーイングは、7月に英国で開かれたファンボロー航空ショーで、737 MAX 7について座席数を増やすなど設計変更を発表。胴体を約1.9メートル(76インチ)延長し、2クラス時の座席数を従来計画より12席増の138席とした。航続距離も3915海里(約7250キロ)と、変更前よりも565海里(約1046キロ)伸ばしている。

 737 MAXは68社から3280機受注。一方、ライバルのエアバスはA320neoファミリーを約1.5倍にあたる4812機受注しており、顧客のニーズに応じることで、巻き返しを図る。

737 MAX 10と757後継「市場異なる」

後継機に揺れる757(手前)=15年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 また、737 MAXと中大型機787の間に位置する「MOM(ミドル・オブ・ザ・マーケット)」の機体である757の後継機については、737 MAX 10とは異なる市場との見方を示した。

 757は中型の双通路機767と同時開発された中型単通路機。メーカー標準座席数は、標準型の


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり5記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月5本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録の手順については、こちらをご覧ください。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。
  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post

人気記事ランキング

Sorry. No data so far.