デルタ航空(DAL/DL)は、Amazon(アマゾン)の低軌道衛星通信「Amazon Leo」を活用したサービスを導入すると現地時間3月31日に発表した。2028年から500機に初期搭載を始め、米国内線と国際線の機内Wi-Fiや個人用モニターを使ったサービスの強化につなげる。

Amazon Leoによる機内ネット接続サービスを導入するデルタ航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
Amazon Leoの導入は、デルタが利用してきた「Amazon Web Services(AWS)」との協業拡大の一環。デルタはAWSやAmazon Leo、AI(人工知能)を組み合わせ、旅程全体のデジタル機能強化につなげる方針だ。
機内接続では、既存のViasat(ビアサット)やHughes(ヒューズ)に加え、Amazon Leoも採用する。機体や路線に応じて通信サービスを使い分けるマルチプロバイダー戦略で、接続環境を整える。
デルタは2023年から、マイレージサービス「SkyMiles」会員向けにT-Mobile提供の無料機内インターネット接続サービスを展開している。現在は1150機以上でストリーミング品質の接続を提供しており、環太平洋路線も2026年秋に対応予定。機内エンターテインメント用の個人用モニターは、全機材で16万5000画面以上を備える。
AWSとの関係では、2020年以降に約600のアプリケーションをクラウドへ移行した。デルタは今回の合意で、機内接続に加え、運航や利用者向けシステムでもAmazonとの連携を広げる。
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