デルタ航空、ロサンゼルス－香港26年6月就航　A350で貨物も重視

　デルタ航空（DAL/DL）は、ロサンゼルス－香港線を現地時間2026年6月6日に直行便で開設する。エアバスA350-900型機を投入し、週7往復（1日1往復）運航する。

デルタ航空がロサンゼルス－香港線に投入するA350-900＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　旅客輸送に加え、貨物も重視。1便あたり20トン以上の貨物を搭載でき、電子機器やeコマース商品、生鮮品などの高付加価値貨物を取り扱う。デルタ・カーゴの環太平洋ネットワークを強化する路線で、デルタと大韓航空（KAL/KE）のジョイントベンチャー（共同事業）拡大にもつながる。

　また、ロサンゼルスでは30都市以上に乗り継げる。運航スケジュールや投入機材の座席数などは、今後発表する。

　ロサンゼルスでは、ビジネスクラス「デルタ・ワン」の乗客は、2024年10月に新設された「デルタ・ワン・ラウンジ」が利用可能。座席数は約200席で、季節ごとに変わるシェフ監修メニューや通年営業の寿司バー、全身マッサージチェアを備えたウェルネスルームなどを備え、南カリフォルニアの自然や建築から着想を得た内装デザインが特徴となっており、空港の入口から搭乗口までは専用の「デルタ・ワン・チェックイン」サービスを利用できる。

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