日本航空(JAL/JL、9201)は7月17日、羽田-パリ線をエアバスA350-1000型機で運航する日を増やし、8月27日から9月は毎日投入することを明らかにした。現在は隔日投入で、パリ線は全便がA350-1000による運航になる。

羽田-パリ線を8月27日からA350-1000で毎日運航するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
JALのA350-1000は、長距離国際線機材であるボーイング777-300ER型機の後継機で、2024年1月24日に就航。羽田-パリ線は週7往復(1日1往復)のデイリー運航路線で、A350-1000は今年の5月1日から投入しており、当初は隔日、5月5日から6月30日までは毎日、7月1日からは偶数日のみ、8月1日から26日までは奇数日のみとなっており、8月27日からは再び毎日A350-1000による運航になる。
運航スケジュールは、パリ行きJL45便が羽田を午前10時20分に出発し、午後5時55分着。羽田行きJL46便は午後8時25分にパリを出発して、翌日午後5時20分に到着する。
座席数は4クラス239席で、ファーストクラスとビジネスクラスはJAL初の個室タイプのシートを採用。ファーストが6席(1列1-1-1席)、ビジネスが54席(同1-2-1席)、プレミアムエコノミーが24席(同2-4-2席)、エコノミーが155席(同3-3-3席)で、ファーストクラスは座席上のオーバーヘッドビン(手荷物収納棚)をすべてなくし、ビジネスは窓側のみとすることで開放感のある客室に仕上げた。
A350-1000は、6月30日から羽田-ロサンゼルス線に就航。現在は羽田-ニューヨーク線、ダラス・フォートワース線、ロンドン線、パリ線に就航しており計5路線となった。このほかに期間投入として、羽田-シンガポール線に今年の2月12日から3月29日まで投入していた。
運航スケジュール
JL45 羽田(10:20)→パリ(17:55)
JL46 パリ(20:25)→羽田(翌日17:20)
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