エアライン, 機体 — 2021年8月4日 18:34 JST

DHL、電動貨物機「Alice」12機発注 24年受領へ

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 DHLエクスプレスは現地時間8月3日、電動航空機を手掛ける米国シアトルを拠点とするスタートアップ企業Eviation社に電動貨物機「Alice eCargo(アリス・イーカーゴ)」を12機発注したと発表した。2024年に引き渡される見込み。

DHLが発注した電動貨物機「Alice」のイメージイラスト(DHLのサイトから)

 Aliceは、パイロット1人で飛行できる完全電動化された航空機で、1200キログラム(2600ポンド)の荷物を運べる。充電時間は飛行時間あたり約30分で、最大航続距離は815キロメートル(440海里)となる。初飛行は今年後半を予定しており、旅客機と貨物機どちらでも製造できるよう設計しているという。

 DHLによると、空港で貨物の搭降載中に充電でき、設備投資も少なくて済むとしている。

 航空各社では、2050年までに温室効果ガスの排出量を100%削減する目標を掲げており、ドイツポストDHLグループもCO2(二酸化炭素)削減対策として、2030年までに70億ユーロ(約9060億円)を投資する。米国のユナイテッド航空(UAL/UA)も、19人乗りの電動航空機を2026年までに就航させる計画を打ち出している。

DHLが発注した電動貨物機「Alice」のイメージイラスト(DHLのサイトから)

DHLが発注した電動貨物機「Alice」のイメージイラスト(DHLのサイトから)

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