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ジェットスター・ジャパン（JJP/GK）は12月18日、成田－高雄線を週7往復（1日1往復）で開設した。日本の航空会社では両空港を結ぶ唯一の直行便で、同社初の高雄路線となった。
成田空港でジェットスター・ジャパンの高雄行き初便GK17便の乗客に記念品を手渡す阿部孝博会長（中央）ら＝25年12月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
運航スケジュールは、高雄行きGK17便が成田を午前9時25分に出発し、午後1時30分着。成田行きGK18便は午後2時に高雄を出発して、午後6時30分に到着する。機材はエアバスA320ceo（従来型A320、1クラス180席）を使用する。
成田空港で開かれた高雄線就航式典で挨拶するジェットスター・ジャパンの阿部孝博会長＝25年12月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
18日に成田で開かれた就航記念式典で、同社の阿部孝博会長は「約8年4カ月ぶりの新規国際線で大きな節目だ」とあいさつ。「高雄は台湾南部の中心都市で、すごい勢いで発展しており、270万人の方がお住まいだ。自然と都市が調和した高雄は、台湾で実施された観光満足度調査では2年連続で1位を獲得しており、ナイトクルーズ、夜市やスイーツなどの美食も楽しんでいただける。観光だけでなく、ビジネス渡航も期待しており、日本からビジネスも観光も直接行っていただけ、台湾の南から直接日本へ来ていただける」と、日本と台湾南部を結ぶ同社初の直行便への思いを語った。
成田空港を運営する成田国際空港会社（NAA）の藤井直樹社長は「高雄は日本が協力した台湾新幹線もあり、周遊できるようになるのは非常に大きい。日本のみなさまに魅力ある観光スポットを提供するのは非常に意味があり、台湾から日本へは年間600万人の方に来て頂いている。成田からジェットスターで日本各地を楽しめる」と、日本と台湾双方に意義のある路線だと歓迎した。
ジェットスター・ジャパンの台湾路線は、成田と関西の2空港から台北（桃園）へ週14往復（1日2往復）ずつ乗り入れており、高雄線の開設で台湾路線は2都市3路線、1日あたり計5往復に拡大した。
成田空港で開かれた高雄線就航式典で記念撮影に応じるジェットスター・ジャパンの阿部孝博会長ら＝25年12月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
成田空港で開かれた高雄線就航式典で記念撮影に応じるジェットスター・ジャパンの阿部孝博会長と初便のクルー＝25年12月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
成田空港で出発を待つジェットスター・ジャパンの高雄行き初便GK17便＝25年12月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
成田空港で高雄線就航の記念品を手にするジェットスター・ジャパンの客室乗務員＝25年12月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
成田空港で高雄行き初便GK17便の乗客を見送るジェットスター・ジャパンのスタッフ＝25年12月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
成田空港で高雄行き初便GK17便の乗客を出迎えるジェットスター・ジャパンの客室乗務員＝25年12月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
運航スケジュール
GK17 成田（09:25）→高雄（13:00）
GK18 高雄（14:00）→成田（18:30）
関連リンク
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