エアライン, 機体, 解説・コラム — 2021年6月3日 20:41 JST

ユナイテッド航空、超音速旅客機を15機発注 東京-西海岸6時間、29年にBoom社Overture就航

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 ユナイテッド航空(UAL/UA)は現地時間6月3日、米Boom Technology(ブーム・テクノロジー、本社デンバー)が開発中の超音速旅客機「Overture(オーバーチュア)」を15機発注したと発表した。35機のオプション(仮発注)付きで、2029年の商業運航開始を目指す。航空会社がOvertureを確定発注するのは初めて。

ユナイテッド航空のOvertureのイメージイラスト(Boom提供)

 Overtureはビジネスクラス相当の座席が65-88席で、現在の旅客機の約2倍となるマッハ1.7で飛行できる。航続距離は4250海里(7871キロ)で、ユナイテッドによると、将来的にニューヨーク近郊のニューアーク-ロンドン間を3時間半、フランクフルト間を4時間で、サンフランシスコ-東京間を6時間で結べるようになるという。

 Boomは現在、超音速飛行の技術実証機「XB-1」で検証を進めており、Overtureは2025年にロールアウト(完成披露)、2026年に初飛行を計画しており、2029年の就航を予定している。

 ユナイテッドは、燃料にSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)を100%使用し、就航時からネットゼロ(実質ゼロ)・カーボンを達成する。35機分のオプションは、安全性や運用性、持続可能性を満たした際に行使する。

 Boomはアマゾンやグルーポンで要職を務めたブレイク・ショール創業者兼CEO(最高経営責任者)が2014年9月に設立した独立系の機体メーカー。日本航空(JAL/JL、9201)が2017年12月に同社と提携して1000万ドルを出資し、将来の優先発注権を20機分確保している。JAL以外では、同じく出資する英ヴァージン・グループが10機の発注権を獲得している。

*コンコルドとの違いはこちら

ユナイテッド航空のOvertureのイメージイラスト(Boom提供)

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ユナイテッド航空
Boom Technology
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