エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2019年1月23日 20:49 JST

ANAの787-10、成田-シンガポール4月就航 7月からバンコクも

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 全日本空輸(ANA/NH)は1月23日、ボーイング787型機では最長となる787-10を、成田-シンガポール線に4月26日から投入すると発表した。7月1日からは、成田-バンコク線にも投入する。国内の航空会社が787-10を導入するのは初めて。

787-10を成田-シンガポール線に投入するANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は、2015年3月に787-10を3機発注。2020年度までに全機を受領する。当初は国内線へ投入予定だったが、訪日需要が旺盛な東南アジア路線の増強用に変更した。

 座席数は3クラス294席で、ビジネス38席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー235席。1日2往復(週14往復)運航する成田-シンガポール線では、成田を午後6時5分に出発するNH801便と、シンガポール午前6時10分発のNH802便を787-10に切り替える。夏ダイヤ初日の3月31日の場合、同便は787-9の3クラス215席仕様機(ビジネス48席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー146席)を計画しており、座席数が79席(36.7%)増加する。

 同じく1日2往復の成田-バンコク線は、成田を午後6時25分発のNH805便と、バンコク午前6時50分発のNH806便への投入を予定している。同便の3月31日の運航機材は、787-9の3クラス246席仕様(ビジネス40席、プレミアムエコノミー14席、エコノミー192席)を予定しており、座席数が48席(19.5%)増える。

 787は標準型の787-8、長胴型の787-9、超長胴型の787-10の3機種で構成され、787-10は胴体がもっとも長い。全長は787-9と比べて5.5メートル長い68メートルで、大型機の777-200より4.3メートル長い。設計と部品は787-9と95%共通しており、最終組立はすべて米サウスカロライナ州のチャールストン工場となっている。

 海外の航空会社では、シンガポール航空(SIA/SQ)が2018年3月に世界初受領。定期便としてはシンガポール-関西線に初投入した。

関連リンク
全日本空輸
Boeing
ボーイング・ジャパン

ANAの787-10
ANA、787-10国際線投入 アジア路線増強(19年1月7日)
ANAの787-10、19年3月納入へ 国内線に(18年4月29日)
ANA、LCCで中距離国際線 18-22年度中期計画、大型貨物機も(18年2月1日)
ANA、787-10正式発注 最大サイズの787、19年度から国内線に(15年3月28日)
ANA、787-10やA321neoなど15機発注へ(15年1月30日)

シンガポール航空が世界初受領
シンガポール航空、関空で787-10日本初公開 就航50周年、5月に世界初定期便(18年4月4日)
シンガポール航空、787-10公開 新シート採用、5月に関空就航(18年3月28日)

787-10
787-10試験機の機内 写真特集・パリ航空ショー2017(1)(17年7月5日)
ボーイング、787-10の初飛行成功 超長胴型、ANAも発注(17年4月1日)