エアバス, エアライン, ボーイング, 機体 — 2019年1月23日 18:37 JST

JALのA350、羽田-福岡9月就航 787国内線仕様は秋にも

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 日本航空(JAL/JL、9201)は1月23日、最新のエアバスA350-900型機を9月から羽田-福岡線に投入すると発表した。また、ボーイング787-8型機の国内線仕様機を羽田-伊丹線を中心に秋ごろから投入する。

A350とJALの777=11月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALは、日本の航空会社では初めてA350を2013年10月に発注。777の後継機として、標準型のA350-900と長胴型のA350-1000を合わせて最大56機導入する。このうち確定発注は31機で、A350-900が18機、A350-1000が13機となっている。

 初号機は6月に受領予定で、9月の就航まではパイロットなどの慣熟に充てる。各席には個人用画面と電源コンセントを設け、サービス向上を図る。

 787はこれまで国際線機材として運航してきたが、国内線用として新造機4機を追加導入。羽田-伊丹線を中心に投入する。座席数は300席程度になる計画で、A350-900と同じく個人用画面と電源コンセントを設置する。

 A350-900で777-200、787-8で767-300ERを置き換えていく。

*初号機受領と出発の記事はこちら

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