2019年度に導入予定の次期政府専用機の初号機(ボーイング777-300ER型機、機体番号80-1111)が9月26日、航空自衛隊所属となって初の飛行訓練を千歳基地で実施した。
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今回の訓練は午前9時49分すぎにプッシュバックを開始。午前10時3分に千歳基地側の滑走路(RWY18L)を離陸し、同24分に新千歳空港側の滑走路(RWY19L)に着陸した。
その後、午前10時56分に空港側滑走路(RWY01L)を離陸。午前11時10分から基地側滑走路(RWY36R)を使用し、タッチアンドゴー訓練を9回実施した。訓練を終えた次期政府専用機は、午後1時55分に基地側滑走路(RWY36R)に着陸し、午後2時3分に駐機場へ到着した。
次期政府専用機の初号機は、8月17日にスイスのバーゼルから、千歳基地に到着。この時は登録番号が民間機のN509BJだったが、翌18日は空自の機体番号80-1111に変更され、地上でのハンドリング訓練を行った。その後も飛行訓練は実施されず、今回が自衛隊機として初フライトになった。今後は2019年4月の運用開始に向け、パイロットや民間機の客室乗務員にあたる空中輸送員、整備員などの訓練を進めていく。
政府専用機の運用は、千歳基地の特別航空輸送隊が担当している。2号機は、12月に千歳へ到着する見通し。
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