エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2026年7月24日 23:46 JST

カンタス航空A350-1000ULR、19時間無着陸で豪州初飛来

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 エアバスは現地時間7月24日、カンタス航空(QFA/QF)向けに開発しているA350-1000の超長距離型「A350-1000ULR(Ultra Long Range)」が、仏トゥールーズから豪メルボルンまで約19時間の無着陸飛行を経て到着したことを明らかにした。同型機が豪州へ飛来したのは初めてで、超長距離国際線計画「プロジェクト・サンライズ」の飛行試験の一環となる。

トゥールーズから19時間のフライトでメルボルンへ到着するA350-1000ULRの試験機(カンタス航空のXから)

 今回の飛行時間は19時間12分、飛行距離は約1万7000キロ。メルボルンに到着したのは、飛行試験や型式証明取得作業に使う機体。カンタスによると、2カ月に及ぶ飛行試験の一環で、今後トゥールーズへ戻り、飛行試験を続ける見通し。

 A350-1000ULRは、長胴型のA350-1000に超長距離飛行へ対応する改修を施した派生型。機体構造にRCT(後部センタータンク)を組み込み、燃料搭載量を2万リットル増やした。1万6000キロ超、最大22時間の無着陸飛行に対応する。

 カンタスはプロジェクト・サンライズ向けにA350-1000ULRを12機発注しており、2027年4月に初受領を予定。1路線目のシドニー-ロンドン直行便は同年10月の就航を計画し、現在の1回経由便と比べて移動時間を最大4時間短縮する。また、2路線目はシドニー-ニューヨークを予定している。

トゥールーズから19時間のフライトでメルボルンへ向かうA350-1000ULRの試験機とクルー(エアバス提供)

トゥールーズから19時間のフライトでメルボルンへ向かうA350-1000ULRの試験機とパイロット(エアバス提供)

トゥールーズから19時間のフライトでメルボルンへ向かうA350-1000ULRの試験機(エアバス提供)

トゥールーズから19時間のフライトでメルボルンへ向かうA350-1000ULRの試験機(エアバス提供)

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