エアバス, 官公庁, 機体 — 2017年11月22日 12:30 JST

A350-1000、EASAとFAAから型式証明 初号機はカタール航空へ

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 エアバスは現地時間11月21日、開発中の大型機A350-1000型機が、EASA(欧州航空安全局)とFAA(米国連邦航空局)から型式証明を同時取得したと発表した。初号機は今年末、カタール航空(QTR/QR)に引き渡す。

EASAとFAAから型式証明を取得したA350-1000=17年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 A350-1000は、3機種あるA350 XWBファミリーで胴体が最長となる長胴型の機体。全長は73.78メートルで、標準型で66.8メートルのA350-900より6.98メートル長い。座席数はメーカー標準仕様で3クラス366席と、A350-900の325席より41席多く、航続距離は7950海里(1万4350キロ)、最大離陸重量は308トンとなる。エンジンは英ロールス・ロイス製トレントXWB-97を搭載する。

 3機製造した飛行試験機のうち、初号機(登録番号F-WMIL)は2016年11月24日に初飛行。3機合計で1600時間し、このうち150時間はヴァージン アトランティック航空(VIR/VS)など発注している航空会社と協力し、実際の運航と同様の環境で飛行した。

 10月末現在、A350 XWBは858機受注。このうち、A350-1000は12顧客が169機を確定発注している。

 日本の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)がボーイング777型機の後継機として、A350-900とA350-1000を合わせて最大56機導入。確定発注はA350-900が18機、A350-1000が13機の31機で、オプションの残り25機の機種は今後決定する。運航開始は2019年の予定で、777を6年程度で置き換える。A350-1000は長距離国際線用777-300ERの後継となる見通し。

 A350 XWBはA350-900とA350-1000のほかに、短胴型のA350-800(3クラス280席)が計画されていたが、見直しにより事実上キャンセルとなっている(関連記事)。

アラブ首長国連邦のアルアイン国際空港で高温環境試験に成功したA350-1000=PHOTO: Alexandre Doumenjou, Master Films/Airbus

スペインで騒音試験に臨むA350-1000飛行試験2号機=17年3月 PHOTO: H. Gousse, Master Films/Airbus

カナダのイカルイト空港で低温試験に臨むA350-1000(エアバス提供)

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エアバス・ジャパン

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