エアバス, エアライン, 機体 — 2014年8月16日 06:02 JST

スカイマーク、A330受領余波で機材変更 9月札幌線

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 スカイマーク(SKY/BC、9204)は8月15日、羽田-札幌線で1日1往復運航しているエアバスA330-300型機(271席)について、9月1日から12日はボーイング737-800型機(177席)に機材変更すると発表した。

スカイマークのA330(手前)と737=14年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 機材変更となる便は、羽田を午前8時25分に出発するBC705便と、札幌を午前10時40分発の羽田行きBC710便の2便。SKYは9月にA330の4号機(登録番号JA330E)を受領予定で、受領時に機体を確認する「領収検査」を行える整備士の層を厚くするため、今回は複数の整備士をエアバスに派遣する。これにより、羽田でA330を担当できる整備士の人数が一時的に減ることから、機材変更を決めた。

 A330は全席が日本航空(JAL/JL、9201)のクラスJと同等のシートピッチの「グリーンシート」を搭載し、6月14日に1路線目となる羽田-福岡線に就航。札幌線には8月1日から1日1往復(BC705/710便)就航している。現在3機体制で、年末には5機となり、残り5機を2015年末までに導入して10機体制とする。

 8月からは受領したての3号機(登録番号JA330D)で、無料インターネット接続サービス「スカイマーク・フリーWi-Fi」をスタート。年内にはすべてのA330でサービス提供を予定している。

関連リンク
スカイマーク

路線再編のスカイマーク、次の一手「エリートじゃないから、あきらめられない」(14年8月18日)
スカイマーク、成田撤退と米子便再編 10月から羽田強化(14年8月14日)
スカイマーク、A330で無料ネット接続サービス 8月から(14年7月23日)
「超ミニからちょいミニに」スカイマークA330就航 写真特集・客室乗務員編(14年6月16日)
スカイマーク、3度目の正直でA330就航 写真特集・機体編(14年6月15日)
スカイマーク、A330就航 福岡線初便 ミニスカCA8人がお出迎え(14年6月14日)
スカイマーク、A330とグリーンシート国内初披露 西久保社長「シートも注目して」(14年3月7日)
スカイマーク、A330とグリーンシートお披露目 西久保社長「広いシートを安く」(13年12月12日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post