国立の鹿児島大学と日本航空(JAL/JL、9201)グループで鹿児島空港を拠点とする日本エアコミューター(JAC/JC)、JALの3者による地域密着型パイロット人財創出プログラム「SKYCAMP(スカイキャンプ)」の1期生2人が、JACの副操縦士として初フライトを迎える。5月15日にJAC本社で辞令交付式があり、1期生の奥紘輔さんと立山陸さんに副操縦士の辞令が交付された。20日の鹿児島-屋久島線と鹿児島-奄美線が、2人の初フライトになる見通し。

副操縦士の辞令を受け取ったJACの(左から)岡本佑香さん、奥紘輔さん、立山陸さん、東希樹さん。奥さんと立山さんがSKYCAMP 1期生(同社提供)
SKYCAMPは、鹿児島大とJAL、JACの3者が2020年に締結した連携協力協定に基づく取り組み。鹿児島大の学生を対象に、地域航空を担うパイロットの育成を進めてきた。2020-2024年度の第I期では39人が実践型インターンシップに参加し、4年間で7人がパイロット候補生として選抜された。
このうちSKYCAMP 1期生の2人は、約3年間の基礎課程を経て必要なライセンスを取得し、2025年2月にJACのパイロット訓練生として入社した。地上業務研修を経て、約1年間の副操縦士昇格訓練を受けていた。

副操縦士の辞令を交付された4人に訓示するJAC運航部門長の平岡英樹取締役(同社提供)
15日の辞令交付式では、奥さんと立山さんのほか、SKYCAMPとは別に入社した岡本佑香さんと東希樹さんも副操縦士の辞令を運航部門長の平岡英樹取締役執行役員から受け取った。奥さんと立山さんの初フライトは、20日の屋久島線と奄美線に1人ずつ乗務を予定している。
3者は2025年3月に、第I期に続く2025年度からの5カ年を第II期として継続する共同宣言書に署名した。第II期では、従来利用していた崇城大学から、JALグループの自社養成施設がある豪州アデレードへ訓練先を変更し、5期生からライセンス取得を目指す。

SKYCAMP 1期生のJACの奥さん(左)から副操縦士の肩章をつけてもらう同じく1期生の立山さん(同社提供)

ジャケットに袖を通すSKYCAMP 1期生のJACの立山さん(同社提供)

副操縦士の辞令を交付されたSKYCAMP 1期生のJACの奥紘輔さん(同社提供)

副操縦士の辞令を交付されたSKYCAMP 1期生のJACの立山陸さん(同社提供)

副操縦士の辞令を交付されたJACの岡本佑香さん(同社提供)

副操縦士の辞令を交付されたJACの東希樹さん(同社提供)
関連リンク
国立鹿児島大学
日本エアコミューター
日本航空
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