機体 — 2026年5月9日 17:07 JST

B-21、180日試験を73日で完了 27年に次期ステルス爆撃機配備へ

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 ノースロップ・グラマンは現地時間5月7日(日本時間8日)、次期ステルス爆撃機B-21「Raider(レイダー)」の米空軍との共同試験について、180日で想定していた試験計画を73日で終えたとX(旧Twitter)に投稿した。

開発が進む米空軍のB-21(米空軍提供)

 B-21は、米空軍の次期主力爆撃機として開発が進む第6世代ステルス戦略爆撃機。通常兵器と核兵器の双方を搭載でき、強力な防空網が敷かれた空域にも侵入して任務を遂行できるとしている。ノースロップは今回の投稿で、「次世代ステルスを速く、集中して前進させている」と説明した。

 米空軍省とノースロップは今年2月に、B-21の増産に向けて合意したと発表。2025会計年度の予算関連法で承認された45億ドルを活用し、生産能力を25%引き上げるもので、2027年に最初の配備先となるサウスダコタ州エルスワース空軍基地への配備を計画している。

開発が進む米空軍のB-21(ノースロップグラマン提供)

開発が進む米空軍のB-21(ノースロップグラマン提供)

 B-21は地上試験と飛行試験を進めており、複数機が飛行中の試験でデジタルモデルの予測を上回る性能を示しているという。ノースロップは「デジタルツイン」を含む仮想環境を活用し、試験データをリアルタイムで解析。ソフトウエアの認証にかかる時間も、従来の半分に短縮したとしている。

 愛称の「レイダー」は、第二次世界大戦で1942年4月に日本本土に対する初の空襲「ドーリットル空襲」を行った「ドーリットル爆撃隊(Doolittle Raiders)」にちなむ。飛行試験初号機は2023年11月10日、2号機は2025年9月11日に初飛行した。

 米空軍はB-21を次期主力爆撃機として開発する一方、既存機の維持も並行して進めている。B-52は新エンジン化に取り組んでおり、B-1Bはアリゾナ州デビスモンサン空軍基地で保管していた機体を再生整備し、現役復帰させている。

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U.S. Air Force
Northrop Grumman

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