日本航空(JAL/JL、9201)は4月6日、中東情勢の悪化で2月28日から欠航が続く羽田-ドーハ線について、羽田発ドーハ行きJL59便は5月10日まで、折り返しのドーハ発羽田行きJL50便は現地時間11日まで、欠航期間を延長すると発表した。利用者の利便性向上策として、成田-ロンドン線の臨時便を4月25日に運航する。

ドーハ欠航長期化でロンドンへ臨時便を運航するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
中東情勢が依然として不安定な状態が続いていることから、安全が確認できるまで運航を見合わせる。5月中旬以降の見通しは、現時点で示していない。
25日の臨時便は、ロンドン行きJL8043便が成田を午前9時25分に出発し、午後3時25分着。折り返しの成田行きJL8044便は午後5時45分にロンドンを出発して、翌26日午後3時30分に到着する。機材はボーイング787-8型機で、座席数が2クラス186席(ビジネスクラス30席、エコノミークラス156席)のE12仕様機を投入する。
JALによると、情勢悪化の長期化により中東経由の旅程が組みにくくなっており、欧州直行便はビジネス、レジャーともに需要が集中。定期便は連日満席に近い状況が続いているという。中でもロンドン線は需要が高く、ロンドンのヒースロー空港で共同事業パートナーのブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)との乗り継ぎ路線が充実していることから、中東経由の代替案として利便性が高いと判断し、臨時便を設定した。
JALの羽田-ドーハ線は2024年3月31日に就航。日本とカタールを結ぶ路線を運航している航空会社は、JALとカタール航空(QTR/QR)のみとなっている。
ドーハ
・JAL、ドーハ線4/11まで欠航 影響長期化(26年3月25日)
・JAL、ドーハ線4/1まで欠航 中東情勢悪化で(26年3月16日)
・カタール航空、成田1日2往復に ドーハ発6/30から(24年12月17日)
・JAL、羽田-ドーハ就航 日系初の中東直行便、欧州・アフリカ・南米へ乗継(24年4月1日)
・カタール航空、ドーハ-羽田運休 JAL便とコードシェア(24年4月2日)
・カタールから日本へ、全空港へ旅客便就航可に 航空協議で枠組み拡大(24年4月22日)
中東関連
・政府チャーターのANA機、羽田到着 オマーンから46人搭乗(26年3月13日)
・エミレーツ航空、羽田行き再開初便が到着 中東から初(26年3月5日)
