きょう3月16日に就航20周年を迎えたスターフライヤー(SFJ/7G、9206)の町田修社長は、国際線の北九州-台北(桃園)を9月2日から約6年ぶりに再開し、非航空関連事業を強化するため新会社を4月1日に設立すると発表した。

北九州空港で開いた就航20周年記念式典で国際線の北九州-台北線を9月再開を発表するスターフライヤーの町田修社長(中央)ら=26年3月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
—記事の概要—
・北九州-台北9/2再開
・インナーブランディングの新会社
北九州-台北9/2再開
スターフライヤーは、北九州空港の移転に伴う新空港開港に合わせ、2006年3月16日に就航。1路線目は羽田-北九州線で、現在は同路線のほか、羽田-福岡、関西、山口宇部、福岡-中部、仙台の国内6路線を運航している。

スターフライヤーの社員に見送られ北九州空港を出発する羽田行き7G82便=26年3月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

北九州空港で就航20周年の記念品を乗客に手渡すスターフライヤーの町田修社長=26年3月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
機材は11機で、エアバスA320ceo(従来型A320、1クラス150席)が7機、新型エンジンなどで燃費を改善したA320neo(1クラス162席)が4機。シートピッチはA320ceoが34インチ(約86センチ)、A320neoが最大35インチで、大手の国内線機材の31インチよりも広く、各席に電源コンセントや充電用USB端子を備えている。
16日は北九州発羽田行き7G82便の乗客に、町田社長らが記念品を手渡した。2022年に就任した町田社長は「創業者が今までにない航空会社を作ろうと、スターフライヤーを立ち上げた。いま振り返るとかなり無謀な挑戦だったと思うが、無謀な挑戦が20年続いたことは素晴らしく、お客さまや地元のみなさまのご支援と応援があったからこそと痛感している」と挨拶した。
国際線の北九州-台北線は、9月2日から約6年ぶりに再開し、週3往復運航。運航日は、北九州発が日曜、水曜、金曜、台北発は月曜、木曜、土曜となる。運航スケジュールは、台北行き7G801便が北九州を午後11時40分に出発し、現地時間で翌日午前1時10分着。北九州行き7G800便は午前3時に台北を出発して、午前6時20分に到着する。一方、中部-台北線は運航を継続する。
「メインターゲットは台北からのインバウンド(訪日客)を想定している。週末に仕事を終え、シャワーを浴びてから桃園空港へ向かい、土曜深夜3時の便で北九州へ朝6時20分に着く想定。土日のお休みをフル活用し、山口、大分、博多など各地で遊んで頂ける」と町田社長は説明した。
インナーブランディングの新会社
一方、4月に設立する新会社は、企業のインナーブランディングを担い、社名は「スターフライヤーブランディングビジネス」。完全子会社で、社長には徳田康子氏が就く。スターフライヤーというブランドを立ち上げ、接遇などの研修を通じて社内に徹底してきた。この経験やノウハウが北九州や福岡の他企業様のお役に立つのではないか」(町田社長)と述べた。
「2022年ごろから非航空事業を模索する中、接遇など研修事業の売上が年間2000万円近くまで伸び、手応えを感じている。売上目標は3年の間に1億円程度までいければと考えている」と述べた。

北九州空港のスターフライヤー本社に飾られた就航20周年のメッセージボード=26年3月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

北九州空港で出発を待つスターフライヤーの羽田行き7G82便=26年3月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

北九州空港を出発するスターフライヤーの羽田行き7G82便=26年3月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

スターフライヤーの社員に見送られ北九州空港を離陸する羽田行き7G82便=26年3月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

北九州空港を離陸するスターフライヤーの羽田行き7G82便=26年3月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
運航スケジュール
7G801 北九州(23:40)→台北(01:10)運航日:9/2から日水金
7G800 台北(03:00)→北九州(06:20)運航日:9/3から月木土
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