日本航空(JAL/JL、9201)のエアバスA350-1000型機の11号機(登録記号JA11WJ)が現地時間2月27日午前11時46分(日本時間同日午後7時46分)すぎ、エアバスの最終組立工場がある仏トゥールーズを離陸し、羽田空港へ向かった。発注済み13機のうち11機目の受領で、フェリーフライトのJL8102便は定刻ベースで28日午前8時40分ごろ羽田へ到着する見通し。

トゥールーズを離陸するJALのA350-1000初号機(資料写真)=23年12月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
JALのA350-1000は、2024年1月24日に就航。1路線目の羽田-ニューヨーク線を皮切りに、ダラス・フォートワース線、ロンドン線、パリ線、ロサンゼルス線の計5路線に投入されている。今年度は計画通り11機となり、2027年度に全13機がそろう計画を進めている。
当初の予定では11号機の受領は3月を計画していたが、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)で2025年12月14日に、牽引中のイスラエル機が10号機(JA10WJ)に接触。コックピットの窓などに損傷を受け、現地での修理に時間がかかっており、現在は1機減の9機体制で運航していることから、受領を前倒しした。
A350-1000の座席数は4クラス239席で、ファーストクラスとビジネスクラスはJAL初の個室タイプのシートを採用。ファーストが6席(1列1-1-1席)、ビジネスが54席(同1-2-1席)、プレミアムエコノミーが24席(同2-4-2席)、エコノミーが155席(同3-3-3席)で、ファーストクラスは座席上のオーバーヘッドビン(手荷物収納棚)をすべてなくし、ビジネスは窓側のみとすることで開放感のある客室に仕上げた。
関連リンク
JAL国際線 AIRBUS A350-1000
日本航空
駐機中の10号機にイスラエル機接触
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A350-1000
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追加発注
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動画(YouTube Aviation Wireチャンネル)
・JAL A350-1000 ロンドン線初便 羽田出発
写真特集・JAL新旗艦機A350-1000
(1)ダブルベッドも可能な個室ファーストクラス
(2)個室内で完結する足もと広々ビジネスクラス
(3)後ろを気にせず電動リクライニングできるプレエコ
(4)4K13インチ画面エコノミーは快適さ追求
