5月24日から30日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、日本航空(JAL/JL、9201)の飲酒問題に関連した、なぜJALだけ問題が表面化するのかを取り上げた解説記事でした。
飲酒問題はなぜJALだけ発覚するのだろうか=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
第1位 なぜJALだけ飲酒問題が表面化するのか 他社「体調不良」処理と情報開示のはざま
5月23日に、JALの先任客室乗務員(チーフキャビンアテンダント)の飲酒により、広島発羽田行きJL252便(ボーイング767-300ER型機、登録記号JA613J)が42分遅延。パイロットや客室乗務員は乗務前にアルコール検査を受けますが、航空法が定める検査の前に行われる自主検査の段階で、当該客室乗務員からアルコールが検出されました。
しかし、アルコール事案で名前が出るのは毎回JAL。同じ職種でほかの会社はまったく出ないというのは、なにか理由があるのではないか、と常々感じていました。取材の結果、他社では自主検査の段階であれば「体調不良」として扱っている、あるいは扱う空気になっていることがわかりました。実際、早々に「体調不良」として乗務から外せば、アルコールに関して疑念が残る乗務員を乗せてしまうことは避けられ、判断が早ければ交代要員の確保にも時間の余裕ができます。JALの場合、基準を緩めることが安全軽視につながりかねない、という御巣鷹山以来の通底した考え方もあるように感じています。
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