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なぜJALだけ飲酒問題が表面化するのか解説が1位 先週の注目記事26年5月24日-30日

 5月24日から30日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、日本航空(JAL/JL、9201)の飲酒問題に関連した、なぜJALだけ問題が表面化するのかを取り上げた解説記事でした。

飲酒問題はなぜJALだけ発覚するのだろうか=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

第1位 なぜJALだけ飲酒問題が表面化するのか 他社「体調不良」処理と情報開示のはざま [1]

 5月23日に、JALの先任客室乗務員(チーフキャビンアテンダント)の飲酒により、広島発羽田行きJL252便(ボーイング767-300ER型機、登録記号JA613J)が42分遅延。パイロットや客室乗務員は乗務前にアルコール検査を受けますが、航空法が定める検査の前に行われる自主検査の段階で、当該客室乗務員からアルコールが検出されました。

 しかし、アルコール事案で名前が出るのは毎回JAL。同じ職種でほかの会社はまったく出ないというのは、なにか理由があるのではないか、と常々感じていました。取材の結果、他社では自主検査の段階であれば「体調不良」として扱っている、あるいは扱う空気になっていることがわかりました。実際、早々に「体調不良」として乗務から外せば、アルコールに関して疑念が残る乗務員を乗せてしまうことは避けられ、判断が早ければ交代要員の確保にも時間の余裕ができます。JALの場合、基準を緩めることが安全軽視につながりかねない、という御巣鷹山以来の通底した考え方もあるように感じています。

第2位 ANA、千島列島沖で787引き返し パリ着は12時間遅れ [2]

 第2位は、千島列島の得撫島沖を飛行していた全日本空輸(ANA/NH)の羽田発パリ行きNH215便(787-9、JA875A)が28日、エンジン関連の確認メッセージがコックピットの計器に表示されため羽田空港へ引き返し。機材変更後、パリ到着は定刻の約12時間遅れとなりました。

 予防措置での引き返しですが、今回引き返した機体は今年2月にも羽田発フランクフルト行きNH223便として運航した際、エンジンオイル量が低下する兆候が見られたことから羽田へ引き返しています。

第3位 JAL飲酒チーフCA、同僚CA促すも検査未実施 全ステイ先で飲酒禁止 [3]

 第3位は、23日に起きたJALの先任客室乗務員の飲酒問題に対する会見。27日に国土交通省で開かれました。当該客室乗務員と一緒に飲酒した客室乗務員はこれまで飲酒で問題を起こしたことはなく、勤務態度なども特段問題なかったとのことでした。一方で、飲酒の場にいなかった同乗予定だった客室乗務員たちから、再三検査を求められても当該客室乗務員が検査をしない、乗務する空港へ向かうのを止められなかったなど、アルコール問題とは別にCRM(クルー・リソース・マネジメント)の面で対処すべき要素があったとも言える問題でした。

 なお、他の報道機関では「チーフパーサー」という呼称が記事に出ていますが、JALに当日確認したところ現在は使用しておらず正式な呼称は「先任客室乗務員」で、英語表記は「チーフキャビンアテンダント」だとのことで、当紙では「チーフパーサー」を使用しませんでした。こういう細かい部分の正確な表記も必要だと思います。

先週の注目記事
1. なぜJALだけ飲酒問題が表面化するのか 他社「体調不良」処理と情報開示のはざま [1]

2. ANA、千島列島沖で787引き返し パリ着は12時間遅れ [2]

3. JAL飲酒チーフCA、同僚CA促すも検査未実施 全ステイ先で飲酒禁止 [3]

4. 【独自】JALとスカイマーク便タイヤ不具合、羽田D滑走路の継ぎ板が原因か [4]

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6. ANA、国内線特典航空券で最大5000マイル 6/1搭乗分から [6]

7. JAL、CA飲酒で遅延 広島発羽田行きJL252便42分遅れ [7]

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先週の注目記事バックナンバー
羽田空港 空飛ぶペンギングッズ新登場が1位 先週の注目記事26年5月17日-23日 [11]