エアライン, 空港, 解説・コラム — 2026年1月21日 09:59 JST

ANA、関空路線「ピーチシフト」鮮明に 減便し伊丹は増便

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 ANAホールディングス(ANAHD、9202)は、2026年度の航空輸送事業計画で、関西空港の発着便を大幅に見直した。全日本空輸(ANA/NH)が国内線の一部路線を運休する一方、グループで関空を拠点とするピーチ・アビエーション(APJ/MM)を増便。FSC(フルサービス航空会社)とLCC(低コスト航空会社)の役割分担を明確にし、関空の「ピーチシフト」を鮮明にした。

ピーチの活用で国内線を見直すANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ピーチは、全路線の運航規模を前年度比12%増に拡大。関空発着の国内線は、札幌(新千歳)線と那覇線を増便し、国際線も仁川(ソウル)や台北(桃園)線を中心に、需要動向に応じて柔軟に増減便することで、インバウンド需要を機動的に取り込む。

 一方、ANA本体は関空のネットワークを再編する。国内線5路線のうち、羽田線は維持するものの、札幌と那覇、宮古、石垣の残り4路線は、需要動向や競争環境を背景に運休。一部日程は1日1往復程度運航する。再編により、伊丹-那覇線を夏ダイヤ初日の3月29日から1日4往復に増便するなど、新型コロナ後の国内線低迷への対応策として、高単価路線の収益性を追求する。

 ANAの国内線では、関空のほか静岡も見直し、札幌・那覇の2路線を10月1日から運休する(関連記事)。

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