エアライン, 企業, 空港 — 2026年1月13日 15:25 JST

成田空港、ANA・JALらと新貨物地区の自動化・共通化議論 ”第2の開港”で協議会設立

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 成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は1月13日、貨物地区の再編に向けた「成田空港新貨物地区検討協議会」を20日に設立すると発表した。「成田空港第2の開港プロジェクト」の一環で、航空会社やフォワーダー(貨物代理店)、運送事業者など実務を担う事業者とともに、自動化や規格の共通化など、新しい貨物地区のあり方を議論する。

「『新しい成田空港』構想」のとりまとめで示した将来的なターミナル配置イメージ(NAAの資料から)

 協議会では、「新しい成田空港」構想で掲げる航空物流機能の高度化に向け、オペレーションの自動化や規格の共通化など、根幹部分を議論する。実際に貨物オペレーションを担う企業の意見を取り入れ、NAAが策定するマスタープランに反映させる。

 参加事業者は、航空会社が全日本空輸(ANA/NH)と日本貨物航空(NCA/KZ)、日本航空(JAL/JL、9201)の3社とCARGO TERMINAL OPERATORS’ COUNCIL(CTOC)。上屋事業者はANAカーゴと国際空港上屋(IACT)、JALカーゴサービスの3社、フォワーダーは近鉄エクスプレスと日本通運、郵船ロジスティクスの3社、運送事業者は航空集配サービスと佐川急便、西濃運輸、ヤマト運輸の4社が参加し、NAAが事務局を務める。

 スケジュールは、1月から12月までの1年間に総会を5回程度開催。総会の下にはワーキンググループ(WG)を設置し、詳細な検討を月1回から2回程度行う。

 NAAは、旅客ターミナルを1つに集約する「ワンターミナル」化や滑走路の新設・延伸など、成田空港の抜本的な機能強化を計画している。発足する協議会では、貨物機能に特化した議論を進め、旅客ターミナルとの整合性や既存貨物施設の扱いについては、別途空港全体の計画の中で検討していく。

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