エアライン, 官公庁 — 2026年1月13日 14:35 JST

ZIPAIR、機長審査を自社で実施 指定本邦航空運送事業者に

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 ZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)は1月13日、国土交通省航空局(JCAB)から「指定本邦航空運送事業者」に指定されたと発表した。これまでは機長の審査を国の審査官が行ってきたが、今後は自社で実施できるようになった。

国交省から指定本邦航空運送事業者の指定を受け自社で機長審査が可能になったZIPAIR=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 指定本邦航空運送事業者は、航空法第72条に基づき、国が行う機長の技能審査を代行し、事業者自らが審査・認定を実施できる制度。指定を受けるには、運航管理体制や訓練体制などの安全基準が国の要件を満たしている必要があり、ZIPAIRは2025年12月付で指定された。

 今回の指定により、1月7日から国土交通大臣の指名を受けた同社の「査察操縦士」が、機長の審査業務を開始。これまでは国の審査官のスケジュールに合わせる必要があったが、社内で調整できるようになり、パイロットの養成や定期審査の効率化、安定的な運航体制の構築につなげる。

 ZIPAIRは、日本航空(JAL/JL、9201)が100%出資する中長距離LCC(低コスト航空会社)。2020年6月3日に就航し、現在は8機のボーイング787-8型機(2クラス290席)で、北米やアジアの10都市へ乗り入れている。2027年度以降は、787-8よりも全長が約6.1メートル長い長胴型787-9を導入する計画も進めており、JALが運航している同型機を10機規模で改修する。

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機内の動画(YouTube Aviation Wireチャンネル
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写真特集・ZIPAIR 787-8の機内
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(2)個人用モニターなし、タブレット置きと電源完備のレカロ製普通席
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