トキエア(TOK/BV)は11月13日、国土交通省東京航空局から「カテゴリーI航行」の承認を10月31日に取得したと発表した。悪天候時にも着陸できるようにする精密進入方式のひとつで、就航率や安全性の向上につなげる。

カテゴリーI航行の承認を取得したトキエア=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
カテゴリーI航行は、一定の降下角と進入コースに沿って滑走路へ正確に進入する運航方式。視程や雲底が低い気象条件下でも着陸の可能性が高まるため、冬の降雪などの悪天候に対応でき、運航の安定性が増す。
トキエアは新潟空港が拠点。2026年3月28日までの冬ダイヤでは、新潟発着の札幌(丘珠)、中部、神戸の3路線と、中部-丘珠の計4路線運航する。
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