エアバス, エアライン, 機体 — 2014年2月28日 23:11 JST

エアバス、スカイマークにA330初号機と2号機同時引き渡し

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 エアバスは現地時間2月28日、スカイマーク(SKY、9204)にA330-300型機の初号機(登録番号JA330A)と2号機(JA330B)を同時に引き渡したと発表した。SKYは日本で初めてA330を運航する航空会社となる。羽田には3月2日(日本時間)に到着する予定。

スカイマークのA330-300=14年1月 PHOTO: P.Pigeyre, Master Films/Airbus

 SKYのA330-300は、英ロールスロイス社製トレント700エンジンを搭載し、座席数は271席。今年1月に国土交通省航空局(JCAB)から型式証明を取得した。SKYはA330-300を10機発注済みで、2015年8月ごろまでに全機をリース導入する。

 シートはすべてシートピッチが広い「グリーンシート」を採用し、客室乗務員は就航記念キャンペーン用のミニスカートのワンピースと帽子を取り入れた新制服を着用。4月18日から羽田-福岡線に就航を予定している。福岡線の後に那覇線、札幌線と半年ごとに順次投入していく。

 A330導入により、1便あたりの提供座席数は約1.5倍に増加する。羽田-福岡線は現在、ボーイング737-800型機(177席)で1日11往復運航しているが、10往復に減便する。

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