7月27日から8月2日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)のエアバスA321LRによる関西-シンガポール線の搭乗記でした。

関西発シンガポール行き初便MM773便の機内で「たこ昌のたこ焼」を提供するピーチの客室乗務員=24年12月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
第1位 ピーチA321LR搭乗記 関空-シンガポール、足元広めで6時間半
ピーチは中距離国際線の2路線目となる関西-シンガポール線を2024年12月4日に開設。その後、今年2月にはA321LRよりもさらに長距離路線へ投入できるA321XLRを発注すると発表し、6月のパリ航空ショーで持株会社のANAホールディングス(ANAHD、9202)が正式発注しています。
LCCというとシートピッチが狭いというイメージがありますが、ピーチのA321LRはFSC(フルサービス航空会社)の国内線と同じです。このため、関空からシンガポールまでの片道6時間半で窮屈に感じることはなかったです。深夜便なので寝ていれば目的地に着く、という点も考えると、年に2-3度しか飛行機を使わない、マイルは気にしない、という人であれば、LCCをうまく活用した方が旅行先が広がると思います。
第2位 日本がボーイング製民間機100機購入 大手2社は大量発注直後=日米関税合意
第2位は、先週1位だった日米関税合意の条件に挙げられた、ボーイング製民間機100機発注。現状のままであれば、これまでの日本の航空会社による確定発注(3社合計105機)が「100機」にカウントされ、特段大きな問題に発展せずに済みそうですが、相手がトランプ大統領なので将来どうなるかは誰にもわからない、といったところでしょう。
第3位は、米空軍が2026年春から沖縄の嘉手納基地へ配備する最新複座戦闘機F-15EX「イーグルII」。こちらの記事は嘉手納への配備をまとめたものですが、F-15EXの最新情報はこちらをご覧ください。
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