官公庁, 機体 — 2025年7月10日 19:36 JST

SUBARU、無人支援機の実験機納入 有人機と連携、防衛装備庁が研究

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 SUBARU(7270)は、防衛装備庁に対し、遠隔操作型支援機技術の研究に使用する実験機を7月9日に納入した。戦闘機などの有人航空機と連携して飛行する無人機の技術開発を目的としたもので、SUBARUが設計・製造と飛行試験を担当した。

SUBARUが防衛装備庁に納入した実験機(同社提供)

 研究では、状況に応じて最適な飛行ルートを選択する飛行経路生成技術や、有人機のパイロットが無人機を管制する遠隔操作技術の実現を目指す。今後は防衛装備庁が実験機を用いた各種試験を実施し、SUBARUが支援を行う。

 飛行試験の動画によると、2機の実験機が離陸後、上昇飛行や自律編隊飛行などの試験を実施後に着陸した。

 SUBARUは、無人機分野で技術開発を50年以上続けており、これまでの実績を活かしていくという。

SUBARUが防衛装備庁に納入した実験機(同社の動画から)

SUBARUが防衛装備庁に納入した実験機(同社の動画から)

SUBARUが防衛装備庁に納入した実験機(同社の動画から)

SUBARUが防衛装備庁に納入した実験機(同社の動画から)

SUBARUが防衛装備庁に納入した実験機(同社の動画から)

SUBARUが防衛装備庁に納入した実験機(同社の動画から)

SUBARUが防衛装備庁に納入した実験機(同社の動画から)

SUBARUが防衛装備庁に納入した実験機(同社の動画から)

SUBARUが防衛装備庁に納入した実験機(同社の動画から)

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