エアライン, 空港 — 2025年6月18日 14:20 JST

スカイマーク、国内初の神戸国際チャーター 台北へ10月4往復

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 スカイマーク(SKY/BC、9204)は6月18日、神戸-台北(桃園)間の国際チャーター便を10月に設定すると発表した。4日から10日までの期間内に4往復8便運航する。国際線が乗り入れる第2ターミナルの供用開始後、海外の航空会社が国際チャーター便を設定しているが、日本の航空会社による運航は初めて。

神戸-台北間の国際チャーター便を設定するスカイマーク=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 運航日は神戸発が4日から7日まで、台北発が7日から10日まで、それぞれ4日間。運航スケジュールは、台北行きBC1193便が神戸を午前9時25分に出発し、午前11時25分に着く。神戸行きBC1194便は午後0時55分に台北を出発し、午後4時45分に到着する。機材はボーイング737-800型機(1クラス177席)で運航する。

 航空券は18日午後4時から、旅行代理店各社で販売する。

 スカイマークは2006年2月の開港時から神戸空港へ乗り入れ、現在は1日最大54便を運航する「西の拠点」と位置付けている。

 神戸空港の第2ターミナルは4月18日に開業し、国際チャーター便の運航が始まった。韓国と台湾、中国の3カ国・地域の5都市から海外4社が合わせて週40往復乗り入れる。

 スカイマークは、初の国際線定期便となる成田-サイパン線を2019年11月29日に開設。その後、コロナ影響で2020年3月25日の運航を最後に運休している。同社の本橋学社長は今年5月に、国際線の再開に向けて今年度に数回程度のチャーター便運航を検討する方針を示している(関連記事)。

運航スケジュール
BC1193 神戸(09:25)→台北(11:25)運航日:10/4-7
BC1194 台北(12:55)→神戸(16:45)運航日:10/7-10

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