ボーイングは現地時間6月9日、来週16日に開幕する「第55回パリ航空ショー」で、次世代大型機777Xの実物大客室モックアップなど出展すると発表した。製品やサービスなどに焦点を当てた出展で、実機の地上展示は防衛部門が中心となる見通し。また、カタール航空(QTR/QR)が777-300ERの特別塗装機を展示する。

パリ航空ショーで製品やサービスなどに焦点を当てた出展を展開するボーイング(写真は前回2023年の展示)=23年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
パビリオンでは旅客機の777Xの客室のほか、貨物型の777-8F貨物機のシアターなど体験型の展示を展開する。このほか、カタール航空は仏リーグ・アンに所属するプロサッカーチーム「パリ・サンジェルマン」をイメージした777-300ERの特別塗装機を出展する。
防衛分野では、C-17、CH-47、F-15、F/A-18、KC-46、P-8などを出展する。
また、ボーイングが出資する米ウィスクエアロ(Wisk Aero)が開発する4人乗りeVTOL(電動垂直離着陸機)の第6世代機を、ウィスクのパビリオンに展示する。
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前回2023年パリ航空ショーのボーイング展示
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