エアライン — 2022年1月25日 12:30 JST

ピーチ、整備士やスタッフ職も採用再開

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 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は1月25日、客室乗務員に加えて整備士とスタッフ職の採用を再開したと発表した。アフターコロナを見据えたもので、ピーチが採用を再開するのは約2年ぶり。整備部門は2023年度入社の新卒採用も再開を予定している。

CAや整備士、スタッフ職の採用を再開したピーチ= PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 客室乗務員は24日から募集を開始し、整備士と整備・営業・システム各部門のスタッフ職は25日から始めた。客室乗務員は50人程度、整備士とスタッフ職は合わせて20人程度の採用を予定している(CA採用の記事はこちら)。

 整備士は若干名募集。A320一等航空整備士または他機種一等航空整備士資格保有者、航空機部品、原動機整備経験者、航空機製造関連業務経験者のいずれかに該当する経験者が対象で、A320の型式を保持していない人は入社後に取得できる。勤務地は関西空港、雇用形態は正社員で、入社時期は今年4月以降応相談としている。

 航空機整備管理業務スタッフは若干名募集。航空機整備管理業務や航空機整備の経験者が対象だが、航空機整備管理業務に類似する業務経験者も歓迎するという。勤務地は関西空港、雇用形態は正社員で、入社時期は今年4月以降応相談としている。

 営業部門のうち、CRM&デジタルマーケティングマネージャーは1人採用予定。テクニカルデジタルマーケティングや管理職としてのチームマネジメント経験などのスキルを求めている。キャリアステップとして、カスタマーブランドコミュニケーション部長への昇格などがあり、入社時期は今年4月以降応相談としている。

 インフライトセールス担当マネージャーは1人採用予定。航空機への搭降載に関わる業務や機内サービス関連の経験者が対象で、入社時期は今年4月以降応相談としている。

 システム部門では、サイバーセキュリティストラテジストを1人採用予定。情報システムの情報セキュリティ業務領域の経験者が対象で、入社時期は今年4月以降応相談としている。

 ピーチは2012年3月1日に就航し、今年で10周年を迎える。関西空港のほか、成田、新千歳、仙台、中部、福岡、那覇の7カ所を拠点空港としている。

関連リンク
ピーチ・アビエーション採用サイト
ピーチ・アビエーション

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