エアバス, エアライン, 機体 — 2021年10月27日 05:55 JST

米LCCブリーズ、A220初号機お披露目 ジェットブルー創始者が設立

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 エアバスは現地時間10月26日、米LCCのブリーズ・エアウェイズ(MXY/MX)向けA220-300型機の初号機をアラバマ州モビールにある最終組立工場でお披露目した。数週間以内に引き渡される見通し。

ブリーズのA220-300初号機(エアバス提供)

 座席数は2クラス126席で、ビジネス36席とエコノミー90席。全席に電源コンセントと充電用USB端子を備えている。ブリーズは80機のA220-300を発注済みで、2022年4-6月期(第2四半期)に就航させる見込み。

 ブリーズは米ジェットブルー(JBU/B6)の創始者、デービッド・ニールマン(David Neeleman)氏が立ち上げたLCC(低コスト航空会社)で、今年5月に運航を開始。当初は「Moxy」という名称で、2019年1月に60機のA220-300を確定発注し、今年9月に20機を追加発注した。現在はエンブラエル190型機(E190)を10機、E195を3機保有している。本社はユタ州コットンウッド・ハイツに置いている。

 A220は、カナダのボンバルディアが開発した小型旅客機「Cシリーズ」の新名称。Cシリーズの製造や販売を担う事業会社「CSALP」を、エアバスが2018年7月に買収したことで改めた。Cシリーズは、CS100(100-135席)と、中胴が3.7メートル長いCS300(130-160席)の2機種が開発され、CS100をA220-100、CS300をA220-300に改称した。

ブリーズのA220-300の詳細(エアバス提供)

ブリーズのA220-300初号機(エアバス提供)

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