エアライン, ボーイング, 機体 — 2021年8月23日 11:54 JST

GEとJAL、737のエンジン整備5年契約 100基超のCFM56

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 米GEと日本航空(JAL/JL、9201)は8月23日、JALが保有する48機のボーイング737-800型機に搭載されているCFM56-7Bエンジンについて、5年間のオーバーホール契約を締結したと発表した。

JALの737-800=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JALの737-800のエンジンCFM56=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 「TrueChoice」と呼ばれるGEのオーバーホール契約は、航空会社にとってメンテナンスの負担軽減と運航障害を低減できるメリットがある。すでに両社は777向けのGE90、787向けのGEnx-1B、767向けのCF6-80C2、エンブラエル170/190向けのCF34-8E/10Eと、GE製エンジンの保守契約を結んでいる。

 2020年2月に結んだGEnx-1Bの保守契約は、過去最大となる9年契約となった。

 737は小型の双発機で、GEと仏サフランの合弁会社CFMインターナショナル製CFM56-7Bを1機当たり2基搭載。GEはJALに100基以上の同エンジンのオーバーホールに必要な部品とサービスを供給する。

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