エアライン — 2021年8月18日 11:17 JST

シンガポール航空、機内で屋台料理 地元ブランドを支援

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 シンガポール航空(SIA/SQ)は8月17日、地元ブランドを支援する取り組み「シンガポール・ショーケース」を始めたと発表した。ホーカー(屋台)料理の提供や香水ブランドとのコラボレーション、シンガポール映画などを取り上げる。

地元ブランドを支援する取り組みを始めたシンガポール航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ホーカー料理は、ユネスコ無形文化遺産にホーカー文化が今年登録されたことを記念したもの。複数の有名店と提携し、シンガポール発便の機内で文東記(ブントンキー)のチキンライス、ビスミラービリヤニレストランのチキンダムビリヤニとソンファバクテーなどを提供する。

 シンガポールの職人による香水ブランド「Scent by SIX」とともに、シンガポール航空独自の香りを開発。シンガポールのショッピングモール「ION Orchard」にあるシンガポール航空サービスセンターを皮切りに10月から導入し、チャンギ空港ターミナル3で再開を予定している同社の「シルバークリスラウンジ」でも香りを楽しめるようにする。

 各席の個人用画面で楽しむ同社の機内エンターテインメントシステム(IFE)「クリスワールド」では、シンガポール映画やドキュメンタリー、テレビ番組、音楽、ポッドキャストを今月から提供している。字幕は現時点で英語と中国語のみ。

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