エアライン — 2021年1月14日 20:29 JST

ANAとJAL、1-2月国際線は現状維持 ビジネス入国停止

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 全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)は1月14日、緊急事態宣言の対象府県の拡大などで、2月の国内線を両社とも計画の約半数に減便すると発表した。政府は同時に外国人の新規入国を2月7日まで全面的に停止する方針を示したが、国際線は両社とも新たな減便を予定していない。

*ANAの国内線追加減便はこちら
*JALの国内線追加減便はこちら

ビジネス入国の停止期間も国際線の便数は現状を維持するJALとANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 政府はこれまで、11カ国・地域に対して一部のビジネス渡航を認めていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、緊急事態宣言期間中は入国を停止する方針を13日に発表。11カ国は業務上必要な往来を認める短期出張者用の「ビジネストラック」や、在留資格のある人の往来を認める長期滞在者用の「レジデンストラック」の実施国で、タイ、ベトナム、マレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマー、台湾、シンガポール、ブルネイ、韓国、中国(レジデンストラック開始順)が入国停止の対象になる。

 ANAの国際線は、1月と2月はそれぞれ計画の83%を減便。こうした中、14日は成田-杭州線を週1往復(木曜運航)で再開した。杭州行きNH929便(ボーイング767-300ER型機、登録記号JA625A)は乗客25人(幼児ゼロ)を乗せ、午前11時59分に成田を出発した。ANAによると、外国人の比率が高かったという。2月からは羽田-ジャカルタ線のNH871/872便を週2往復で再開し、羽田発は月曜と金曜に運航する。

 JALの国際線は、1月と2月はそれぞれ計画の79%を減便。これまで現地発のみの片道運航だった羽田-バンコク線の羽田発を6日から再開した。3月からは羽田-サンフランシスコ線、成田-サンディエゴ線とシアトル線の北米3路線を再開し、北米方面は全就航地が運航再開となる見込み。

 ANAとJALとも、旅客便は床下の貨物室に航空貨物を積んでおり、特に大規模な運休が続く国際線では、旅客機による貨物輸送の需要が高まっている。

関連リンク
全日本空輸
日本航空

国内線の追加減便
ANAの国内線、緊急事態期間中は68%減便 2月は45%、106路線9167便(21年1月14日)
JAL国内線、2月48%減便 91路線1万便超、1月は41%に(21年1月14日)

ANAの国際線計画
ANA、羽田-ジャカルタ2月再開へ NY・サンフランシスコなど増便(20年12月15日)
ANA、羽田-ロンドン一部増便 バンコク・マニラは日本発も(20年12月8日)
ANA、羽田-ホノルル週2往復に増便 11月-21年1月国際線(20年11月11日)

JALの国際線計画
JAL、北米全就航地を3月再開 羽田-ロンドンは毎日運航(20年12月17日)
JAL、ロンドン深夜便16日に再開 1月から羽田発バンコク行きも(20年12月11日)
JAL、羽田-NY・LA増便 成田含め1日1往復に、12月-21年1月国際線(20年11月10日)

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