エアライン — 2020年8月6日 16:11 JST

ANA、国内線減便25%に拡大 夏休み予約鈍化、羽田8路線

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 全日本空輸(ANA/NH)は8月6日、国内線を追加減便すると発表した。10日から31日まで、羽田発着の8路線644便が対象となる。8月は計画していた124路線2万4814便のうち、今回の追加減便を含め25%にあたる86路線6293便が減便となる。夏休みに入り需要の回復を見込んでいたものの、中国から拡散した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により予約が鈍化。追加減便が決まった。

8月の国内線を追加減便するANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 対象となる羽田8路線のうち、幹線は4路線すべてが減便対象となる。1日16往復の札幌線は10-15.5往復に減便。同15往復の伊丹線は10-14.5往復に、同18往復の福岡線は12-17.5往復に、同13往復の那覇線は10-12往復に、それぞれ減便する。

 1日9往復の羽田-広島線は5-8往復に減便。1日6往復ずつ運航する3路線のうち、高松線は4-5往復に、松山線は3.5-5.5往復に、鹿児島線は4-5往復に、それぞれ減便となる。

 8月7日から17日までのお盆繁忙期は、88%の運航を計画していた。今回の追加減便により運航割合は2ポイント低下し、86%となる。

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