エアライン, ボーイング, 機体 — 2013年5月2日 08:58 JST

JALの787、試験飛行終え羽田到着

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 日本航空(JAL、9201)は5月2日、改良型バッテリーを搭載したボーイング787型機による試験飛行の第1回目を終えた。羽田発羽田行き4153便(登録番号JA825J)は午前7時50分にA滑走路(34L)へ着陸し、同56分に到着した。

1回目の試験飛行を終え羽田に着陸したJALの787=5月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同便は午前5時56分に出発し、午前6時9分にC滑走路(34R)から離陸後北上。約2時間かけて栃木県、福島県、山形県を経て秋田県北秋田市上空で旋回し、山形県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県を経由して羽田へ戻った。

 同機の改修作業は4月27日に完了。同便にはJALの植木義晴社長や技術者、ボーイングのスタッフらが搭乗し、機体の状況を確認した。JALによると、バッテリーシステムに不具合はなかったという。昼前から成田で行われた試験飛行には、大西賢会長が搭乗した。

 JALは787を7機保有。ボストンでトラブルが発生した機体(JA829J)を含む3機の改修作業が30日までに完了し、現在2機(JA827J、JA828J)に対して作業を行っている。5月中に全機の改修を終え、6月1日から定期便を再開する見通し。

羽田に着陸するJALの787=5月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田に着陸したJALの787=5月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田に到着したJALの787=5月2日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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【お知らせ】
バッテリーシステムの確認結果と改修状況などを追記しました。(2013年5月2日 14:15 JST)
植木社長の搭乗が確認されたため、追記しました。(2013年5月2日 9:45 JST)

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